お家に掛けられる現代アート作品をご紹介し、日常にアートを取り入れる楽しさをお伝えできればと思い綴っているブログです。
作品や作家を知ることから、あなたにとって特別な作品との出会いに繋がれば嬉しいです。
昨年展覧会の映像を作らせていただいた「小田原もあ」展が今年も開催されます。
毎回テーマを決め、作品を制作しますので参加作家19名がつくる新作が楽しみな展覧会です。
工芸?アート?あなたは見分けられますか?
もはや見分けることは不毛の境地までお互いに刺激しあい、高め合ってきた作家たちの13年が展示から伺えます。
昨年の展覧会詳細はこちら🔽
【展覧会動画】「第22回小田原もあ展 新しいストーリーの始まり」
展覧会のお知らせ
第23回小田原もあ展 ひらく も∞あ
会場:小田原駅東口図書館 多目的スペース
ミナカ小田原6F(小田原市栄町1-1-15)
入場無料
会期:2023年3月11日(土)〜3月21日(火)
時間:平日9:00〜21:00 土日祝9:00〜18:00
(図書館の時間に準ずる)
最終日のみ16:00まで
*ワークショップ あなたも『もあ』に参加しよう!
〈 無料 予約不要 先着12名 〉
①俳句の季語で『もあ』を味わおう! 3月11日(土)14:00〜15:00
②10cm x 10cmの作品づくり 3月12日(日)14:00〜15:30
参加作家
朝比奈賢 朝比奈 賢 作品 Ken Asahina Artworks
安藤智子
石田勝也
内山睦
大木みどり
岡本順子 https://www.instagram.com/junkookamato/
小川楓子
柏木照之 https://k-imono.com/
小島裕平 https://www.ibukikai.com/member-kojima
斎藤真実 https://www.instagram.com/mamiami.saito/
佐部利典彦
清水寛 https://instagram.com/shimizu_can?igshid=YmMyMTA2M2Y=
鈴木友子 https://instagram.com/mokunosuke.odw?igshid=YmMyMTA2M2Y=
須藤一郎 すどう美術館
露木清勝 https://www.yosegi-g.com/
露木清高 https://www.yosegi-g.com/
利根川佳江 利根川佳江展ーあふれてくるかたちー【展覧会動画】
宮塚春美
主催:ものづくり・デザイン・アート
後援:小田原市
「小田原もあ」展について
〈ご紹介に伴いすどう美術館の館長、須藤一郎さんに紹介文をいただきましたので掲載します。〉
第23回の「小田原もあ」展が3月11日(土)から21日(火・祝)まで、今年も小田原市立小田原駅東口図書館(ミナカ小田原六階)で開催されます。
「小田原もあ」展は2010年に小田原市の「無尽蔵プロジェクト」の一つとして誕生したもので、「もあ」の「も」と「あ」はものづくりとアートの頭文字をとっており、小田原の寄木細工、木工、鋳金などの工芸作家とすどう美術館関係の現代アート作家とのコラボ展です。
発足後13年になりますが、この間、工芸作家は伝統に安住せず、現代アートの新しい面を作品の中に取り入れ、アートの作家は「温故知新」の考えに添い、寄木の廃材を絵の中に取り入れたり、鋳金とのコラボのアート作品を作ったりとお互いに交流しあい、刺激しあって、新しい作品が作られてきてきました。まさに両者の間の垣根が取り外されたとの感があります。
なお他に、市民との交流を図る目的で、両者のメンバーによるワークショップなどもたくさん行われてきたこともお伝えしたいと思います。
今回は作品の中に俳句の世界も取り入られ、統一テーマは『ひらくも∞あ』に決まりました。どんな展開になるか興味津々というところです。
会期の初めには「ワークショップあなたも『もあ』に参加しよう」と市民の皆さんに呼びかけ、2つのワークショップ ①俳句の季語で『もあ』を味わおう(3月11日)②10㎝×10㎝の作品作り(3月12日)が行われます。 こちらもとても楽しみです。
ワークショップでできた作品を含め全体でどんな作品が並べられるのでしょう。ぜひ多くの皆さんにご覧いただき、楽しんでいただけることを願っています。
私は常々、工芸を含むアートについて「アートは心のごはん」と表現し、人間の精神的な面でなくてはならないものと皆さんに伝え来ていますが、同じく本も「心のごはん」なのです。小田原駅東口図書館のご厚意により、「小田原もあ」が図書館という会場で行えることで、本の好きな人がアートに関心を持ち、アートを好む人も本に関心を寄せる機会となり、相乗効果を挙げていくことができるわけで、とても素晴らしいことだと思っています。
しめくくりに私の駄句をご披露します。
小田原で 心のごはん アートと本
(俳号 須藤鈍庵)
すどう美術館 館長 須藤一郎
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
作品との良い出会いを!
DEア ートでした。
協力:すどう美術館