お家に掛けられる現代アート作品をご紹介し、日常にアートを取り入れる楽しさをお伝えできればと思い綴っているブログです。
作品や作家を知ることから、あなたにとって特別な作品との出会いに繋がれば嬉しいです。
今回は、2023年 3月11日〜3月21日に開催された「第23回小田原もあ展 ひらく∞もあ」についてご紹介します。なお、こちらの展覧会は終了しております。
動画で楽しむ展覧会
〈伝統工芸×現代アート〉の実験的展覧会
こちらの企画は、10年以上続くもので、小田原の伝統工芸の職人と
現代アート作家がお互いに良い刺激を受けてきた年月を感じる展示となっています。
今回から俳人も加わり、言葉と作品から見る側の視点を広げてくれる。
開放感のあるスペースは、小田原駅東口図書館、多目的スペースです。
まずは動画をご覧ください!
動画をご覧いただきありがとうございます。
季語を作品に照らし合わせ想像することは、見る人それぞれに委ねられた楽しみであり、作品を親しく感じるカギにもなりました。
また、今回は3年ぶりにワークショップが開催されました。
3月11日 俳句の季語で『もあ』を味わおう!
3月12日 10cm×10cmの作品づくり
私は「10cm×10cmの作品づくり」に参加しました。
材料は端材といっても寄木細工なので、始めは参加者も遠慮がちに手に取りました。
しかし、その色や手触りの心地よさに、ものづくりの楽しさが乗るまでに時間はかかりませんでした。
小さな男の子は最初の緊張とは打って変わり、キラキラした目で手にいっぱい材料を抱え、自分の作品と材料の棚を行ったり来たり。次々に作る手に迷いがありません。
大人の参加者も同様に自分の作りたいイメージをどう表現しようかと、自分の世界に没頭します。
寄木細工と、テーマである松尾芭蕉の俳句が背中を押し、想像力が膨らみます。
出来上がった作品は、会期中会場に展示されました。
動画にも載せてありますので、見逃した方はもう一度最後までご覧ください。
展覧会概要はこちら🔽
昨年の展覧会詳細はこちら🔽
【展覧会動画】「第22回小田原もあ展 新しいストーリーの始まり」
参加作家
安藤智子
石田勝也
内山睦
大木みどり
佐部利典彦
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ワークショップ講師:斎藤真実
ワークショップ材料提供:露木木工所
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主催:ものづくり・デザイン・アート
後援:小田原市
撮影・編集:DEアート
音楽引用:VLLO